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■2023/10/16 Race Report
2023 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第8戦
MFJスーパーバイクレースin 鈴鹿 ST1000クラス レースレポート
予選 / 14番手(2分9秒984)決勝 / レースキャンセル
全日本ロードレース選手権シリーズ最終戦が鈴鹿サーキットにて開幕。最終戦に相応しいスッキリとした秋晴れの空の下での開催となった。今大会は特別スポーツ走行が2日間行われ、土曜日が予選、日曜日がレースという、今シーズン全日本ロードレース選手権の中では1番長いウィークだ。今シーズン後半戦ではトラブル等により中々実力を発揮しきれなかった佐野。最終戦こそ自分の思う走りを見せるべく、今大会に臨んだ。
2日間の特別スポーツ走行では、初日は多少のマシントラブルがあったものの、2日間で4回走行という時間にも助けられ、セッティングの方向性を決めることが出来、まずまずの滑り出しとなった。
予選が行われた土曜日は朝晩は肌寒さを感じるものの昼間には気温が20度を超え、過ごしやすい陽気となっていた。そんな中、ST1000クラスの予選は12時50分から開始された。今回が今シーズンの最終戦とあって、各選手、予選序盤からペースが速い。佐野も計測1周目で2分9秒台を計測、更なるタイムアップを狙いプッシュしていった。しかし計測2周目、デグナーカーブに差し掛かった瞬間アクシデントに見舞われクラッシュ。高速コーナーでの転倒であったためマシンは大破、また佐野自身は転倒直前に咄嗟の判断でマシンから飛び降りたものの頭を打っており、コースへの復帰は叶わず予選を終えることとなった。
その後メディカルセンターにて処置を受けた佐野は脳震盪と診断され、今大会のこの後の走行はドクターストップが言い渡された。これにより予選結果が残っているものの決勝はレースキャンセル、残念ながらここで今大会を終えることとなった。
◇佐野優人コメント
まず今回は、予選の転倒で赤旗中断を出してしまいレースに参加されている選手やチームの皆さん、またサーキットの方々にご迷惑をお掛けしました。申し訳ありません。転倒後、対応してくださったオフィシャルの皆さん、メディカルセンターの皆さん、ありがとうございました。
今年はステップアップして初めて乗るマシンでのレースだったため、戸惑うことも多く、何が正解なのか探り探りの一年でした。最終戦は自分が好きな鈴鹿サーキットでのレースということもあり、なんとか結果を残したいという思いが強かっただけに、今回の結果はかなり悔しいです。
予選時の転倒については、脳震盪を起こしたせいなのか実は何が起こったのかあまり覚えていません。でも振り返ってみると、タイムを出したいという焦りがありがあったのは確かなので、それが転倒に繋がってしまったひとつの原因だったのかなと思います。
幸いなことに身体については大きな怪我はありません。心配してくださった方々、ありがとうございます。
自分としては不完全燃焼で終わってしまった今シーズンですが、1年間応援してくださったファンの皆さん、チームの皆さん、スポンサーの皆さん、近くで支えてくれた家族、みんなに本当に感謝しています。ありがとうございました。
来シーズンについては現在調整中ですが、体勢が決まったら報告させていただきます。
これからも応援をよろしくお願いします。
■2023/09/24 Race Report
2023 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第7戦 スーパーバイクレースin 岡山ST1000クラス レースレポート
予選 / 13番手(1分33秒830)
決勝 / 11位(Best Time 1分34.433)
9月22日〜24日、岡山国際サーキットにて全日本ロードレース選手権第7戦が行われた。ST1000クラスはここまで3戦、4レースを終え、今季はあと2戦2レース。後半戦も大詰めとなる。前戦でベストリザルトを掴んだ佐野は、更なるベストリザルト更新とポイント獲得を目指し、レースウィークに臨んだ。
スポーツ走行2本が行われた金曜日は1日曇っていた岡山国際サーキットだったが、予選日となる土曜日は雲は多めなものの秋晴れとなった。ST1000クラスの予選は10時35分から40分間行われた。予選開始後すぐにコースインした佐野はマシンを確認しながら3周の周回を終えアタックを開始。早速4周目で1分33秒830を計測し、更にプッシュする。しかし7周目セクター2区間を走行中、バッテリートラブルによって突然マシンのエンジンがストップ、走行不能となってしまった。この後エンジンが再度かかることはなく予選は終了。結果、予選を13番手で終えることとなった。
日曜日は朝から青空が広がり、暑さを感じる陽気となった。そのため決勝開始時には路面温度が42度まで上がっていた。スタートを成功させた佐野だったが、レース開始後まもなくマシンにブレーキトラブルを抱えてしまう。しかしこれまでのレースの経験からこのままこのレースを続行することを選択、慎重に周回数を進めていった。3周目、オーバーランを喫しポジションを22番手まで落とすも諦めずプッシュ。思ったようにペースを上げることが出来ないながらも、少しずつポジションを回復していく。レースが後半に差し掛かると高い路面温度によって転倒者が発生し始めた。そんな中でも冷静にレースを進めた佐野は、更にポジションを上げ残り2周の時点で14番手まで追い上げることに成功、その後トップ2台の接触転倒の影響で12番手へ。そのままラストラップを走り抜けフィニッシュ。マシントラブルを抱えながらもポイントを獲得することに成功した。
◇佐野優人コメント
予選ではバッテリートラブルが発生してしまい、1回しかタイムアタックが出来ず残念でした。ただエンジンが止まってしまうトラブルだったので、これが予選で良かったと思っています。
レースでは、ブレーキにトラブルを抱えていたためにマシンを止めたり曲げたりがうまく出来ず、それでも追い上げるためにアクセルをあけタイヤが消耗してしまうという悪循環に陥ってしまい、自分が思うアベレージタイムより1秒近く遅いタイムで走ることになってしまいました。今回のレースではトップやその付近を走る選手の転倒が数台あったというのもあり、いつも通り走れていたら入賞も難しくはなかったのではないかと思います。自分自身のコンディションは良いだけにとても悔しいです。
次の鈴鹿こそ、入賞を目指して頑張ります。
ファンや関係者、スポンサー、家族、皆さんいつも応援ありがとうございます。
今年は次の鈴鹿が最終戦です。最後まで応援よろしくお願いします。
■2023/09/04 Race Report
2023 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第6戦 スーパーバイクレースin 九州
ST1000クラス レースレポート
・レース1
予選11番手(1分51秒645) / 決勝 リタイヤ
・レース2
予選 9番手(1分51秒870) / 決勝 8位(Best Time 1分52秒759)
全日本ロードレース選手権第6戦が、大分県日田市のオートポリスにて9月1日に開幕した。ST1000クラスは3戦目、前戦から約3ヶ月半空いてのレースとなる。この間、8月初旬に行われた鈴鹿8時間耐久ロードレースではNSTクラス2位に輝いた佐野。8時間をチームメイトと共に走り切った自信と共に全日本ロードレース後半戦に臨んだ。
初日、日本近海の台風の影響を受け、時折雨がぱらつく曇り空の元、合同走行が行われた。佐野はチームと共にマシンのセッティングを確認しながら2回のセッションで少しずつタイムを上げ、予選に向けて調子を整えていった。
土曜日、ST1000クラスは午前中に予選、午後にレース1という忙しいスケジュール。そのため予選の時間は20分間という短い時間で行われた。今大会は2レース制のため、レース1では予選ベストタイム、レース2では予選セカンドタイムによってそれぞれグリッドが決まる。予選時間は短いが、そんな中でも2回のレースに向けてタイムを更新する必要がある。そんな中、アタック2周目でウィークベストである1分51秒870を計測した佐野は、3周目でも更にタイムを更新し、1分51秒645を計測。予選早々に狙ったタイムを計測しレースに向けて良い手応えを掴むことができた。結果、レース1は11番グリッド、レース2は9番グリッドから戦うこととなった。
迎えたレース1は曇り空の元、15時40分からスタートした。スタート後いくつかポジションを落としたものの、2周目に入るまでに12番手まで回復。更に上を目指しプッシュした佐野だったが、2周目走行中に突然クラッチトラブルが発生してしまった。なんとか走れないかと3周目をこなすものの、このままレースを戦うことは難しいと判断、また2次被害の可能性も考え4周目でピットイン。そのまま復帰は叶わずレース1は終えることとなった。
最終日となった日曜日は、前日までと打って変わっての晴天。気温が高く、レース2は路面温度が50度を超える厳しいコンディションの中でのレースとなった。スタート後、1つポジションを落としてしまうものの、2周目でポジションを取り戻した佐野は、更にプッシュしていく。ライバル達の転倒やオーバーランが相次ぐ中、慎重に周回を重ね、8週目には7番手までポジションを上げることに成功した。しかしこの8周目で、マシンにブレーキトラブルが発生してしまう。この時レースは半分を既に超えており、なんとか結果を出したいと考えた佐野は、ブレーキに違和感を感じながらも、なんとか走り切るべくマシンの感触を確かめながら慎重に周回数を重ねていった。そして迎えたラストラップ、ライバルにパスを許してしまいポジションを1つ落としたものの無理はできず、そのままチェッカーを迎えることに。こうしてマシントラブルを抱えながらも走り切り、今季ベストリザルトである8位を獲得することが出来た。
◇佐野優人コメント
このレースウィークはいい流れに乗っていて、マシンもやっと噛み合った感触がありました。だからこそ、レース1でのリタイアは仕方がないことではありますがとても悔しかったです。レース2はトラブルが出てしまいましたが、なんとか結果を残したいと思いマシンの具合を見つつ走りました。最終周、1台に抜かれてしまって悔しかったですが、それでもシングルフィニッシュの成績を残すことが出来たことは良かったと思っています。この流れに乗って、残り2戦、更に良い結果を残せるよう頑張ります。
いつも応援してくださるファンの皆様、関係者様、スポンサー様、家族、皆さん、ありがとうございます。
次戦も応援よろしくお願いします。
■2023/05/21 Race Report
2023 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第3戦 スーパーバイクレースin SUGO
ST1000クラス レースレポート
予選 / 13番手(1分30秒867)
決勝 / リタイア
2023年5月19日、宮城県のスポーツランドSUGOにて、全日本ロードレース選手権シリーズ第3戦スーパーバイクレースinSUGOが開幕。第2戦となった鈴鹿大会ではST1000クラスのレース開催はなかったため、ST1000クラスにとっては2戦目となる。佐野は前戦で苦しんだ腕上がりをこのレースまでの期間で治療をし、次こそ自分の実力を思い切り発揮したいという強い想いと共に菅生でのレースに挑んだ。
初日の金曜日は安定しない天気となった。フリー走行は各クラス2回ずつ、ST1000クラスは1回目が11:40から、2回目は15:10からそれぞれ行われた。1回目では目標としていたタイムを計測することに成功、2回目には雨が降りウェット路面となってしまったものの3番手タイムを獲得し、予選に向けての手応えを感じつつ初日を終えた。
予選が行なわれた土曜日は朝から生憎の雨、しかし午後に向けて少しずつ天気は回復に向かう予報となっていた。ST1000クラス予選は各クラスの予選の中で最後に行われ11:25から始まった。この時、雨が止んで少し時間が経ったタイミングであったため、ウェット路面とドライ路面が入り混じった難しい状況となっていた。各チーム、タイヤ選択とコースインのタイミングを伺いながらの予選開始となる。佐野は時間と共に乾いていく路面とライバル達の動向を見つつ、開始から約7分後、スリックタイヤでコースイン。1周走行してピットに戻りセッティングを調整、再度コースインしタイムアタックを開始した。計測1周目には8番手タイムを計測し、その後周回を重ねる毎にタイムを更新していく。しかしタイヤのグリップが落ち始めた7周目、オーバーランを喫してしまったものの諦めず更にアタック。結果8周目で1分30秒台までタイムを詰めることに成功した。しかしライバル達も手強く激しいタイムアタックバトルの末、13番手で予選を終えることとなった。
翌日曜日、決勝は前日とは打って変わって暑さを感じる青空の下、12時15分から行われた。スタートは成功、2周目にはひとつポジションを上げる。更にポジションを上げるべくアタックを続ける佐野だったが、迎えた4周目、1コーナーで突如スリップダウンによる転倒を喫してしまう。コース復帰は叶わず残念ながらレースはここでリタイアとなってしまった。
◇佐野優人コメント
この大会の前に行われた事前テストでは目標とするタイムが出ていたので、自信をもって今週末を迎えたのですが、天候に翻弄され、ドライからレイン、レインからドライへのセッティングの切り替えが発生したこともあり、決勝はセッティングを詰めきれないまま迎えました。それでも最初の2周で自分がどう走れば良いかを掴めてきたので、更にペースを上げていこうとしたところ、転倒してしまいました。
自分の中ではもっと上の順位を狙えるという自信があったので、今回は勿体無いことをしてしまったな、という気持ちです。次戦は8月なので、それまでに立て直せるよう、今足りないことは何なのかを色々考えたいと思います。
いつも応援してくださるファン、関係者、スポンサー、家族、皆さん、今回このような結果となってしまいましたが、チームと共に次戦こそ良い結果をご報告できるよう頑張ります。
引き続き、応援をよろしくお願い致します。
■2023/04/03 Race Report
2023 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第1戦 スーパーバイクレースinもてぎ
ST1000クラス レースレポート
予選 / 12番手(1分51秒194)
決勝 / 15位(Best Time1分51秒837)
2023年3月30日、今年も全日本ロードレース選手権がモビリティリゾートモテギにて開幕した。搬入日であった開幕前日の水曜日は雨天だったものの木曜日から少しずつ回天候は復し、春の晴天に恵まれながらの開催となった。
佐野は今年、ST600クラスからST1000クラスへのステップアップを果たし、“KRP三陽工業&RS-ITOH with VISSEL KOBE”から“KawasakiNinja ZX-10R”を駆っての参戦。3月にはプライベートテスト、4メーカー合同テストでマシンへの理解を深め、この開幕戦に向けチームとマシンのセッティングを進めてきた。初日、2日目の合同走行では、ライバル達がJSB1000クラスに負けない素晴らしいタイムを連発する中、佐野も8番手タイムを記録するなど、十分に上位を狙える仕上がりを見せる。
迎えた土曜日、ST1000クラスの予選は晴れ渡る空の下、13時10分から開始された。日差しは強く、路面温度は39度まで上がっていた。予選中のタイヤ交換が許されないため、前半が勝負となる。開始と同時にコースインした佐野は、計測2周目でベストを更新することに成功。しかしライバル達もどんどんとタイムを更新していく。ここで佐野は更なるタイム更新のためにサスペンション調整の必要性を感じ、次の周で一度目のピットインを決行した。そして、再度コースイン後アタックを開始する。しかしここで佐野の腕上がりの症状が悪化、マシンを抑えきれない状態になってしまった。その後ピットインを2回繰り返しつつアタックを試みたものの、タイム更新はかなわず予選は終了。12番手で決勝を迎えることとなった。
決勝日となった日曜日は、朝早い時間帯は日が出ていたもののすぐに日が翳り、少し肌寒い曇りの1日となった。ST1000クラス決勝前にはコースの一部で雨がパラつき、路面コンディションが心配される場面もあったが、スタート進行開始の15時15分にほぼ雨はやみ、ドライコンディションにて15周のレースは開始された。12番グリッドからスタートした佐野は、1周目セクター1でひとつ順位を落とすが、少しでも前へ順位を上げるべくアタックする。しかし3周目に入ったところで、予選でも感じた腕上がりの症状が佐野を襲った。だんだん腕に力が入りにくくなる中、それでも諦めることなく前の車両を追い、走り続けたもののその後ジリジリと順位を落とし、15位でフィニッシュ。腕上がりの症状を抱えながらも完走を果たした。
◇佐野優人コメント
今年、開幕前のテストからだんだん腕上がりの症状が出るようになり、この開幕戦ではその症状が思ったよりも早い段階で、かつライディングに支障を来すほど酷く出てしまいました。マシンのポテンシャル自体は悪くなかったので、自分の思うような結果を出すことが出来なかったことがとても悔しいです。
次戦のST1000クラスのレースは5月に行われる予定ですが、それまでに腕上がりの治療に専念したいと思います。次戦では自分の実力を思い切り発揮出来るよう準備を進めます。
いつも応援してくださるファン、関係者、スポンサー、家族、皆さんに感謝しています。
引き続き、応援をよろしくお願い致します。
■2023/02/07 三陽工業様Press Release
2023シーズン「KRP三陽工業&RS-ITOH with VISSEL KOBE」全日本ロードレース選手権・鈴鹿8時間耐久ロードレースに継続 参戦が決定!
三陽工業株式会社(本社:兵庫県明石市、以下 三陽工業)は、2023年「KRP三陽工業&RS-ITOH with VISSEL KOBE(以下 KRP三陽工業&RS-ITOH)」で、全日本ロードレース選手権JSB1000クラス・ST1000クラスにフル参戦、及び鈴鹿8時間耐久ロードレースに参戦いたします。今年は、JSB1000クラスに世界で戦った経験もあるベテランライダー柳川 明選手、ST1000クラスのライダーに佐野 優人選手を起用し新体制で挑みます。それに伴い、2023年2月17日(金)に西明石ホテルキャッスルプラザにて体制発表会を開催いたします。当日は2023シーズンの意気込みや想いを共有し、KRP三陽工業&RS-ITOHに関わる全ての皆様と、より団結を強めたいと考えています。更に、当日は鈴鹿8時間耐久ロードレースのライダーについても発表を予定しております。2023年も三陽工業とRS-ITOHがタッグを組み、Kawasaki車両で戦う事となりましたので、チーム体制そして体制発表会への想いについてお知らせいたします。
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■チーム概要
チーム監督:伊藤 一成
ライダー :柳川 明、佐野 優人
マシン :Ninja ZX-10R
参戦クラス:全日本ロードレース選手権JSB1000クラス・ST1000クラス
■伊藤 一成 監督
新型コロナウイルスの感染拡大は、モータースポーツ界にも多大な影響を及ぼし、2020年・2021年は鈴鹿8耐が中止になるなど我慢を強いられる2年間となりました。しかし、2022年は一部制限もありましたが、鈴鹿8耐・全日本ロードレースの全戦が開催され、我々もフル参戦を果たすことができました。依然として予断を許さない日々が続き、制限と義務が課される中、経済活動・市民活動への影響を最小限にすべく、我々の生活も変化しております。レース活動においても様々な変化がありましたが、我々の「レースに対する情熱」に一切変わりはありません。RS-ITOHスタッフ一同の「情熱」を集結し、あらゆる困難にも対峙して新シーズンを戦ってまいります。
■柳川 明 選手
今シーズンも三陽工業をメインスポンサーに、RS-ITOHよりカワサキZX-10Rで全日本ロードレース選手権JSB1000クラスへフル参戦することになりました。91年から全日本選手権への参戦が始まり、世界戦を含め今年は33年目のシーズン。今シーズンも毎戦悔いのないレースをお見せできるよう、今出来る事をしっかり実践し、与えられた条件で最高の結果を出したいと思います。今シーズンも応援よろしくお願いします!
■佐野 優人 選手
KRP三陽工業&RS-ITOH with VISSEL KOBEのライダーとして、2023年度“全日本ロードレース選手権”ST1000クラスへ参戦出来る事を楽しみにしています。また、私を応援しサポートして下さっている皆様にも感謝しております。昨年度は、鈴鹿8時間耐久レースのみの参戦でしたが、2年振りに全日本ロードレースに参戦出来る事となりました。ST1000クラスは初めてのChallengeで、分からないことがたくさんあるかと思いますが、伊藤監督やチームの皆様方にお力添え頂き、開幕戦からしっかりと結果を出せるよう頑張ります。応援して頂いているスポンサーやファンの皆様に、表彰台や優勝している姿を見て頂けるよう、チーム一丸となって全力で戦います。皆様ぜひ、佐野 優人の応援をよろしくお願いいたします。
■三陽工業代表取締役 井上 直之
2017年から正式にKRPとして活動をスタートして7年目のシーズンになります。2023年シーズンは昨年に引き続きKawasakiレジェンドライダーの柳川さんに加えて、佐野 優人という新しい力が加わり一層面白いシーズンになると期待をしています。昨シーズンはコロナ禍ではありましたが、鈴鹿8時間耐久レースも開催されました。今シーズンは昨シーズンよりも制限が緩和され、よりバイクレースが面白くなるのではないかと感じています。世の中はバイクブームと言われています。全日本ロードレースもそのバイクブームの流れに負けないくらい盛りあげていきたい。そんな想いを持ちながら、今シーズンも楽しいシーズンにしていきます。
■2023年は“参戦復活”から2年目のチャレンジ
RS-ITOHは埼玉県東松山市のバイクショップです。1993年から全日本ロードレース選手権にKawasaki車輛で参戦。トップカテゴリーであるJSB1000クラスに、同一メーカー・同一チームで29年間連続参戦を続けている唯一のプライベーターチームです。近年、各メーカーのワークスチームが全日本ロードレース選手権から次々と撤退し、Kawasakiのワークスチームも同様に撤退が決定。そんな中、RS-ITOHは「トップカテゴリーであるJSB1000クラスでKawasaki車輛を走らせ続けたい」という強い想いと使命感を持って参戦を続けています。三陽工業は「三陽工業を育ててくれたKawasakiオートバイに恩返しをしたい」という想いのもと、2016年からカワサキおんがえしプロジェクトをスタート。RS-ITOHとタッグを組みJSB1000全日本ロードレースへ参戦し、2019年以降はST600クラスにクラスチェンジし参戦してきました。そして昨年、RS-ITOHの熱い想いを受けて三陽工業は立ち上がり、「恩返しをしたい」という想いを乗せJSB1000クラスに復活しました。2023年も引き続きJSB1000クラスへ継続参戦いたします。今年は復活2年目のチャレンジと言うことで、より一層チームの士気・団結力を高めて挑みます。更に、新たなチャレンジとしてST1000クラスにもフル参戦。RS-ITOHの「Kawasakiへの情熱」と、三陽工業の「Kawasakiオートバイへ恩返ししたい」という想い、そしてライダーのレースに懸ける熱意、応援してくださる皆様の期待、その全てを乗せて2023年も戦ってまいります。
■会社概要
商号 : 三陽工業株式会社
代表者 : 代表取締役 井上 直之(いのうえ なおゆき)
所在地 : 兵庫県明石市大久保町江井島1388番地
設立 : 1980年(昭和55年)3月24日
事業内容: 製造業、製造派遣事業
URL : http://sanyou-ind.co.jp
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